12月11日の日記:
「息が・・・。30分前巡回した時には呼吸確認したんですけど。」
早番始業直前に夜勤者から報告。聴診器片手に居室へ。
顔を見た途端、もうわかったんだけど・・・。
名前を何度も呼びながら心臓マッサージ。
なんか、自分のその行動がとても白々しかった。
もう、あたしは諦めてなかったか?
もう、いいよ、頑張ってたよ、休んでいいよ。
一回休んだらもう動けないのに。
そう思うのに、「まだあったかいじゃない!」ともう一人の自分が叫ぶ。
顔もお腹も足も手も・・・。
手・・・?麻痺側があったかいのに、健側が冷たい。
・・・ああ、そうか。
すぐ看護師が来てくれて良かった。
でなければ、あたしはいつまで嘘っぽい蘇生を続けていたんだろう。
すぐ体とお顔を整える。段々とキレイな表情になっていく。
安らかな顔の意味を考える。
きっとそれは彼女の感謝の気持ち。
虫のイイ話かな。
その後は普段と同じ一日。
帰り道、もう一度今朝のことに思いを巡らせる。
空を見上げる。
ああ、月が丸いな・・・。
月が連れていってくれた。
「老衰」という死亡診断が語る彼女の誇り。
心から安らかな眠りを祈る夜。
彼女はあたしを「諦めた」と思うかな、「逝かせた」と思うかな。
きっと自分はそうやってこれからも責めたり許したりを繰り返すんだろうな。
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今日、担当してた利用者さんが亡くなった。
突然だった。
朝食後に急変し、すぐ病院へ搬送され、搬送先の病院でお昼過ぎに亡くなった。
本当にあっと言う間だった。
あたしの担当利用者さんは4人いて、その中で一番元気な人だった。
いや、一番元気な人だと思われていた。
でも、疾患のことをよく考えてみたら、
一番「いつ何が起こってもおかしくない人」だった。
一番元気なほうだと思っていたから一番お世話をしなかった。
看取りなんて段階では全然なかったし、いつ出勤しても
彼女は生きてるもんだと信じて疑わなかった。
その感覚が間違っていたんだな。
今日の勤務後、彼女の荷物を段ボールに詰めた。
段ボール一個分。その身軽さがとても胸を締め付けた。
でも、まだ大丈夫だった。
冷静にリネンをはがし、コールマットをはずし、荷物の仕分けをした。
棚の一番上に小さなポシェットがあった。
まずいな、と思った。
中には、お財布・無料バス乗車カード・たくさんの診察券。
つい最近まで彼女はバスに乗って受診していたらしい有効期限。
色褪せた小さなノートも入っていた。
もうダメだ、と思った。
使われていたのは、最初・中間・最後の数ページ。他は白紙。
書かれていた内容は、買い物のメモや夕飯に食べた物。
ナットウ キャベツ 人参の煮たノ
恐らくすでに右手麻痺が始まっていたのだろう。
字がまともに書けておらず、線は震えていた。
夕飯に食べた物を記録する気持ちを想像する。
忘れることへの恐怖。
彼女が記憶を失うことを一番恐れた時期の記録。
そのメモを見た途端、涙腺は崩壊、
居室でみっともなくボロボロ泣いてしまった。
「借りるよ」と彼女のタオルで目頭を必死に押さえた。
もう一人の担当利用者さんのベッドへ行って
「まだいっちゃだめだよ。」と話しかけた。
幸いご機嫌斜めだった彼女に思いきりポカポカ叩かれた。
このことになんだか救われた。
彼女ににっこり微笑まれたりしたら、
彼女に頭なんかなでてもらったりしたら、
それこそ居室から出てこられないくらい号泣してたに違いない。
ゆっくり見送ることも出来なかった。
準備も出来なかった。
ちゃんとあたしは彼女を思って仕事できてたのかな。
朝食後の特変に気付けたのがあたしで良かった。
搬送前、最後にオムツ交換をしたのがあたしで良かった。
自己満足以外の何物でもないけど、なんとなくそう思う。
お年寄りが呼吸をしてくれているだけのことがとても尊い。
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お遍路さんじゃないんだから・・・。
毎日、飽きもせず(飽きるわけないよ!)
インベンションを頭から全曲弾いてるわけですが
今日は、15番から1番へと全曲弾いてみました。
所謂「逆打ち」(だから違うだろー)。
9~15番、かなり雑にさらってたらしく、今日はじっくり弾けた気がしてます。
頭から弾いてると、全曲最低でも4~5回ずつは弾いてるわけで、
後半になると疲れてきちゃって譜面をツラツラ追う作業だけで
終わっちゃってたんですわ。
それにしたって基本が基本なので、かなり雑→雑、というレベル。
慣れ親しんだ春秋社の指順という呪縛から逃れられず、
また、逃れようともしてないのだけど、
フレージングはかなり解き放たれている気がする。
っつーか、フレージングはかなり最初からフリーだったか、あたし。
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メンデルスゾーンがメインなら、ずばり、アンコールはバッハでしょう。
という妙チクリンな考えが浮かんで、
過去、アンコールでやったバッハの記憶をたどる。
・・・
・・・
・・・
・・・
バッハ(シェーンベルク編曲 管弦楽版)
前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.552「聖アン」
アンコールでやる曲か?考えるだに恐ろしい。
ということで、さっさと提案自体を却下。
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11月26日の日記:
自宅用カーディガンが欲しくて昨日ユニクロへ行った。
ロングカーディガンは一種類しかなくて、それを購入。
実際着てみると温かい。ほっ。
あーこれでマグカップ持ったらJみたいかも~。(←ここが図々しい)
と密かにはしゃいでいたことは内緒。
ばら色の頬のころの描きおろしのJみたいになりたい。
ストパやめるか?(^^;
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一昨日、これを購入。
機動戦士ガンダム日めくり語録カレンダー
置き場所は決めてないけど。
大変分厚い。
めくった日付のものも捨てられないに違いない。
これはいいものだ。
ちょっとした検定みたいなものができますぞ。
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ちっとも妄想になってないけど。
INVENTION 4. d moll
先日猛スピードで弾いて人差し指を傷めてしまった。
でもやっぱり速く弾きたくなる。機嫌が良くても悪くても。
そんな欲望おもむくままの弾き方ではいかんのだよ。
いや、d mollのdは、desireのdだ(んなわけないです)。
INVENTION 5. Es dur
On your mark!最初の2拍、もんのすご~くたっぷり弾く。
Get set!Go!その後から倍テンポ。
もー、運動会じゃないっつーの。
左手がバタバタ忙しく低音へ向かう曲って好きなんだよねぇ。
INVENTION 6. E dur
是非、雨の日に弾きたい曲。
雨の日でもちょっぴり楽しくなれる曲。
そんなイメージ。ほんと、かわいい曲だなぁ。
あわてんぼうな指は、まだ小節の最後の拍のタイミングで
次の小節の頭の音を弾いていたりする。そんなことばっかり。
テンポに記憶を乗せる作業は結構ややこしい。楽しいけど。
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11月24日の日記:
当然精神状態が顕著に出るピアノ。
あんなに楽しげな一番がちっとも弾けなくなっていて納得の苦笑。
更にバッハの冒涜は続き・・・
力任せに全曲弾いて猛スピードで四番を弾いたら右手人差し指の先を傷めた。
ううむ、ピアノ、面白すぎるぞ。
未だにインベンションしか弾いてないけど弾き足りない。
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11月23日の日記:
夕べ、「美の巨人たち」をチラっと観ていたら、とても素敵な作品が。
並河靖之氏の七宝。相方と感動しつつ見入る。
おお、記念館は・・・京都か、ちょっと遠いね。
作品集なら買えるかな・・・3万円!?
京都、行くか。(^^;
美の巨人たちでは、その作品集を3名様にプレゼントだとか。
「たった3名かよー」と思ったけど、実はかなり太っ腹なプレゼントなのだった。
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11月22日の日記:
本当に気持ちの良いお天気だった。
徒歩通勤中、何気ない風景の一つ一つにいちいち動かされる感情。
別れの連続で構成される世界は悲し過ぎるほどに美しい。
雲ひとつない空に両手を上げたい衝動を抑えながら
本気でそんなことを考えてちょっぴり恥ずかしくなったりして。
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